12月10日、第23回社会保障審議会年金部会が開催され、厚生年金の適用拡大(賃金要件の撤廃)と遺族年金制度の見直し(20代から50代に死別した子のない配偶者に対する遺族厚生年金制度の見直し等)に関する案が大筋で了承されました。また、いわゆる「年収の壁」への対応として、厚生年金保険料について任意で、事業主と従業員の合意に基づき、事業主の負担割合を増加させることができる特例を標準報酬月額12.6万円(年間換算約151万円)以下の短時間労働者に限定して適用する案が了承されました。

第23回社会保障審議会年金部会 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/nenkin_20241210.html