9月10日、第137回全国健康保険協会運営委員会が開催され、協会けんぽの電子申請導入、「けんぽアプリ」の開発に関する資料が示されました。
【電子申請】
マイナンバーカードを利用して本人確認を行い、電子申請サイトを利用する仕組みとなっていて、社会保険労務士による利用も想定されていますが、資料では被保険者および被扶養者による申請の流れのみ示されています。
令和8年1月からサービス開始されます。
【けんぽアプリ】
現状では被保険者が自分から情報を取りに行くプル型のサービス提供となっているのを、アプリを通じて健診や受診を勧奨したりヘルスリテラシーに関する情報を提供したりするなど、加入者におせっかいを焼くプッシュ型のサービス提供へと転換する構想が示されていますが、アプリの機能については今後の検討状況により変更する可能性があるともされています。
令和8年1月に、電子申請やコンテンツ配信を中心に「バージョン0」がサービスイン予定です。
令和10年1月(仮)に、「健診予約」や「デジタルな健康手帳」等、加入者の利便性向上に資するプッシュ型の機能の実装と入社と同時に自動的にアプリをインストールするような仕組みを構築する計画です。

協会けんぽDXについて https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/shared/direction/dai137kai/2025091009.pdf